マスカラの歴史を知る

有名なところでは、エジプト時代のクレオパトラやツタンカーメン像を思い浮かべるかもしれません。お化粧の歴史はかなり古く、有史以前から現在まで絶えることなく続いていると言われています。「メイクアップ」いう言葉も、彼が現状に満足できない時に「MAKE UP(もっと美しい表情をして)」と言ったのが、後に転化したものだそうです。

人間のいるところ、常に化粧あり…というところでしょうか。近代のメイクは20世紀に入って、合成染料・合成香料・顔料など、多様な材料が発達したことで急速に進化しました。彼こそがマックスファクター1世であり、その名を冠した「マックスファクター(MAXFACTOR)」はその後、世界の一流ブランドとして有名になりました。

古くは宗教儀式などに用いられ、身近な変身道具として利用されてきました。そして、さらに現代では、デザイナーやクリエイターによるオリジナルの創造によって多種多様な化粧品が大量に作られるようになりました。現在、私たちが使っている「マスカラ」や「リップブラシ」などのなじみ深い化粧品の多くは、彼によって作り出されたものなのです。

1909年、ロシア・ロイヤルバレエ団の美容アドバイザーだった男性がアメリカに渡り、ハリウッドに演劇用品や化粧品の店を開きました。そして、ハリウッド映画の発展期に公式美容アドバイザーとして活躍し、作り出したメイクアップ製品は映画スターに愛用されました。また、メイクは、ヘアやデザイン衣装とともにトータルファッションとして、ワールドワイドに発展を続けています。